夜と霧
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夜と霧 新版 著者:ヴィクトール・E・フランクル |
有名なフランクルの『夜と霧』を池田香代子訳の新版で読んだ。読みやすかった。
こういう状況で私は生きられるだろうか。たぶん「死んだほうがましだ」と投げやりになってしまうのではないか。
ここで必要なのは、生きる意味についての問いを百八十度方向転換することだ。わたしたちが生きることから何かをきたいするかでなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ、ということを学び、絶望している人間に伝えねばならない。(P129)
フランクルといえば、「生きる意味」とロゴセラピーで有名で、書いてあることはとても共感する(少し宗教的にも感じるのだけど)。でも、実践は難しい。使命ある仕事を持っている人ならいいが、なかなか人生から自分が何かを求められているなんて考えられない。そこまで行き着くのは難しい。
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意味による癒し ロゴセラピー 著者:V.E.フランクル |
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