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2006年10月30日 (月)

主婦が美化されても・・・

Book 主婦論争を読む 2 (2)

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昨日、パタパタと上記の本を読む。主婦という生活は変わっていないなぁと思うところと、変わっているところを考える。本の感想というより今時主婦は何を感じているのだろうと考える。

家事の嫌いな私のようなものには、主婦労働が負担で不公平とブツブツ言うのだけど、世の中の主婦も同じようなものだろうか。

だって、本屋に行けば、主婦賛歌の本が並んでいるではないか。主婦という言葉は出てこないが・・・、家事賛歌のようでもある。

昔からある『LEE』のような雑誌に加えて、最近では『クウネル』『自然生活』という生活雑誌と私が呼んでいる雑誌が次々と出ている。

その雑誌で紹介されるのは、ちょい自然派のわたしの生活を大事にする人。女性も専業主婦ではなく、たいていは染色家とかの肩書きがあったりする。すごく優しい世界が繰り広げられる。そうしてこだわりの家や物や布や食べ物がある。なんとなく母性にあふれているような気がする。

それに栗原はるみさんだ。彼女が何かで「仕事人としてより、主婦であることに誇りを持つ」ようなことを書いていた。たとえば家事だって、朝は玄関を掃く、洗面所を掃除する。やることをきちんとやって仕事に行く。

んー。うちは玄関は夫が掃除するし、洗面所は1週間に1回しか掃除しない。

本屋に行くと素晴らしい主婦が多い。本屋だけではなく、ブログでもお弁当日記をつけたり、料理のブログが人気らしい。そういうのを覗くと、自分の情けなさが身にしみる。

『主婦論争』の中で出てきたような、主婦の自由時間は運動や勉強会という話があったが、運動なんていうと今の主婦はエクササイズと勘違いするかもしれない。でもないか、エコロジー主婦という問題意識の高い主婦もいる。

まあ、いろいろあっていいわけだが、問題なのは主婦のパート労働が相変わらず地方では安すぎるということ。あいた時間働かせてやっているのだという感じの安さだ。主婦を美化されても世間の風は相変わらず冷たいということだ。

生活雑誌系が気に入らないのは、ささやかな収入でささやかな生活を気持ちよく暮らす指南書のようで気に入らない。栗原はるみのようなBigじゃなくても楽しめる生活。ささやかな生活いいんだけど、何が気に入らないんだろう。我が家だってほんのささやかな生活を守っている口だ。その守りの姿勢が気に入らないのかも。

今また、主婦論争なんて野暮で起こらないのだろうか。

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