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2006年11月 2日 (木)

未来を変える80人

未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家 Book 未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家

著者:シルヴァン・ダルニル,マチュー・ルルー
販売元:日経BP社
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 図書館の新刊コーナーに、朝日新聞の書評で紹介されていた『未来を変える80人』が置いてあったので借りる。先日、ノーベル賞をもらった「貧者の銀行」、グラミン銀行を創設したムハマド・ユヌスについても書いてあるから読んでみたかった。私は、ノーベル賞の記事を読むまでそんな人がいたとは知らなかった。この本の著者たちは、ムハマド・ユリスがひとつの理想として取材がはじまったと書いている。

 本を借りてから慶大教授の金子勝氏の話を聴きに行く予定だった。でも、時間があるからコーヒーを飲みながら、本を読み始めた。ここのところ将来への不安にどよーんとしていたから、ひさしぶりに明るい気持ちになれる本だったね。確かに、状況は最悪だ。でもそれを伝えるだけではなく、希望も伝えないといけないと気がついた。

 金子勝氏の話も思いっきり最悪のシナリオだった(わかっていたけどね)。最後はどう締めるのだろうと思っていたら、日本でも『未来を変える80人』に紹介されている人のような人たちがいることを紹介していた。今びりっけつな人たちも工夫と創意で前に出られる。簡単なことではないけど、暗いお話の後にそういうメッセージは救われる。

 その夜、息子が私の部屋に来て、「いま速報で『6者協議』が再開されるって言っていたよ」と言いに来る。「心配していたの」というと、「北朝鮮と戦争になるか心配。戦争嫌だよ」と言う。今、6年の社会で第二次世界大戦のときの庶民の暮らしを調べているのだ。それに、親も最近、憲法や教育基本法の改正問題を食卓の話題にしているし、子どもは自分の未来を心配している。

 あまり心配させて悪かったと反省する。「大丈夫だよ」と言ってやりたいが、代わりにこの本を渡して読んでもらおう。「子どもたちのために未来を」という言葉は好きではなかったけど、今すとんとこの言葉が使えるようになった。

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