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2007年1月 3日 (水)

買い物ウツウツ

あけましておめでとうございます。

今日は3日で正月も終わり。私も明日から仕事でほっとするのだ。年末年始、特に年末って嫌い。何でかって言うと、もちろんやらなければいけない家事が多くなる。もちろん大掃除などしないが、買い物はいっぱいしないといけない。買い物嫌いなの。あれも買ってこれも買って、必ず忘れるものがある。

去年のクリスマスには、とうとう子どものクリスマスのプレゼントも買わなかった。毎年、本とお菓子だったけど、長男はレース用のスキー一式買ってもらっていたし、扁桃腺の手術にお金がかかるとわかっているから、「クリスマスは何もいらない」と言ってくれた。「あいつだって、もうサンタさんいないこと知っているよ」と弟のことを言うので、もうクリスマスプレゼントはいいかと、買い物しなかった。本選びもけっこう時間がかかる。面倒だ。しかし、クリスマス当日、次男は、もしやプレゼントあるかもと探し回っている。どこにもないのでがっかり。ちょっと「何か買っておけばよかったかな」と心が痛んだ。でも、次の日には二人とも忘れた。

それからお正月用の買い物。ごたごたと忙しくて生協の注文もしていなかったので、スーパーをまわるしかない。夫は私より買い物が嫌い。そうして二人で買い物するというのも私が嫌い。だから、私ひとりでわっせわっせ買い物し、買い残したものを夫に買いに行かせる。でも、お年始のお菓子を買い忘れたぞと慌ててデパートに走る。

ずいぶん前に、ベティ・フリーダンの『新しい女性の創造』を読んだら、買い物について書いていたところがあった。まったくだとうなずいたものだった。

「だが、主婦の大切な役目は家庭に必要な物を買うことだと、誰も言わなかったのはなぜだろう。女らしさや女性の役割について盛んに議論をたたかわせても、人々は、アメリカが実際に関心をよせていたのは商売だということを忘れていた。だが、女性が消費の女王にまつりあげられていることに気がつけば、主婦業礼賛の意味もわかってくるのだ。女性が自分の才能をいかさずに、わけのわからない不満にうつうつと日々を送っているほうが、買い物をたくさんするだろうと、誰かがどこかで考えたのにちがいない。

頭の良いある会社の副社長が言った。「教育のある女性がふえすぎたんじゃ。彼女たちは家にいたがらん。不健全なこった。女性がみんなえらくなったら、買い物をする時間がなくなる。どうしたら女性を家に引き止めておけるんだろう? この頃の女性は職業につきだがるんでなぁ」

社会学博士の重役が答えた。「女性が家で職業につけるように圧力をかけるんです。つまり、家事をクリエイティブなものにするんです」

この会話をしたのは家庭用品業界のおえらいさんだろう。みんなで栗原はるみさんのようになれば、栗原はるみブランドは売れる。家庭用品業界はホクホクだろう。でも、女性が働いてお金を持てば、家庭用品ではなく、旅行やスーツや外食産業にお金を落とすことになるだろうから、何かを買わずに生きるなんて現代では無理なことなのだ。

わかっちゃいるが日々の買い物って面倒臭い。トイレットペーパーやティッシュが切らさずにある、洗剤も米もいつもある。FAX用紙もプリント用紙も当然のように鎮座している。揃えているのは私なんだよと、年末は1年のブツブツが噴出してくるのだった。

正月早々愚痴をいって申し訳ない。春からは息子が中学になり、お弁当作りという憂鬱なものが待っている。もっと家事を効率的に(手を抜いて)時間をとられないようにしなくてはと、新年に誓う。

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