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2007年1月12日 (金)

親の言うことは半分に聞いておけ

「親の言うことは半分に聞いておいたほうがいいよ」というのは、私が息子に言った言葉。子が親を殺す事件がニュースに出たときに言ったのかもしれない。親からのプレッシャーや身体的暴力はないけど精神的な暴力など、程度の差は大きいだろうけど親は子どもの上に君臨している。

「親も未完成な人間だからね。そのときの気分でものをいうから」とも息子に言う。これでは、親が馬鹿だから許してね。子供が大人になってねと言っていることだなと思った。親は馬鹿だからと言っても、子供にとっては親は絶大だから、親のほうがまず気をつけなくてはいけないことなのだが、私もときどき怒鳴る。

机に向かっているとき、「お母さん、お母さん」と来る。だいたいは話を聴くが3回に1回ぐらいは、「今、忙しいんだから、自分で考えてよ」と追い払っている。手を止めて話を聴くか、追い払うかは、考えれば忙しさ度が大きいからというより、自分がイラついているからなのだ。だから、「うるさくしないでよ」と怒鳴るのは、お母さんの方が人間できていないからと認めてしまう。

親なんて絶対じゃない。親も悩んでいる。子供だって親が絶対であったほうが楽だという面もあるかもしれない。全部自分で考えてというのはしんどいかもしれない。でも、親の支配下にいるのもせいぜい高校生ぐらいまでだ。その後は自分で生きていくしかないから、親は当てにならないと思われていた方がいいと思う。

「大学行かないで、働くといっても仕事ないから職人になるというのもいいじゃない。そうしたら、あなたの学資保険が浮くから少し外国に行かせてもらおう」「だめだよ。俺のお金だろ」「馬鹿ね。親のお金よ。好きにしてもいいのよ」というから、この親は大学なんか行くし、子供のためにお金を貯めるという発想がないようだと最近思っているかもしれない。「子供に期待してもリスク大きいから、自分に期待します」と言ってみたりする。

親子関係は難しい。今は自分のことうまくやっている方だとは思うけど、将来どうなるかわからない。なぜなら、小さいときは自分の母を好きだったのに、今は話すだけで暗くなってしまう。もしかしたら、絶大なあの母の自信を憎んでいるのかもしれない。私だって憎まれることもあるかもしれない。

親は完全ではない、それを親自身がよくわかって、子供に命令したり理想を押し付けようとするとき立ち止まって冷静になってみないといけないなと、ときどき反省してまた怒鳴っている。

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