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2007年8月29日 (水)

ヒロシマ・ノート

 本の中で、「勲一等旭日大授章をうけた米空軍参謀総長カーチス・E・ルメー大将は広島、長崎への原爆投下作戦に、現地で参画した人物である」という話が書かれていた。1964年のことらしい。でも、なぜ原爆を落とした責任がある人物に勲章を与えたのか訳がわからないので、ネットで調べてみる。

 ルメー大将に勲章を与えたときの防衛庁長官は小泉防衛長官だった。小泉純一郎の父だ。少し調べただけで、暗い洞窟をのぞいた気分にさせられた。(久間防衛相の「原爆投下しょうがない」発言は、突然出てきたものではないことがわかる。)

 大江健三郎が、「政治的強者が、人間はどのように最悪の泥沼に蹴落とされても、なんとかみずからを救済するものだ、というたかをくくった考え方をもっていることおど恐ろしくグロテスクなことはないのであるまいか?」(P114)という文を書いている。叫びのように頭の中をリフレインする。

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