8月に読んだ本
試験が終わってから、夏休みはたくさん本を読もうと思ったが、お盆やバイトでなかなか本が読めなかった。本は細切れの時間で読んでも、また読なおしたりして進まない。
・『ブラック・フェミニストの主張』 bell hooks (勁草社)
「私はフェミニズムを支持する」という言葉はいいかもしれない。
・『男女共同参画が問いかけるもの』 伊藤公雄 (インパクト出版)
「男らしさ」の呪縛。私も泣き虫の息子に「めそめそするな」と言っていた。息子はピンクの象さんの布団カバーが好きで、表面はジェンダーにとらわれないように育てていても、「男の子はもっと強くあって欲しい」という意識抜けないことに気がつく。
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あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ 著者:セヴァン カリス=スズキ |
息子が夏休みの読書感想文で読んだ本。文字が少ないからと選んだらしい。
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ヒロシマ・ノート (岩波新書) 著者:大江 健三郎 |
読んだことなかったので読んでみる。
・『アルジャーノン、チャーリー、そして私』 ダニエル・キイス (早川書房)
心理学の先生がネズミの話をしたとき、『アルジャーノンに花束を』が面白いから読んでみろと言ったが、近くの図書館にその本はなく、この本があった。『アルジャーノン』創作秘話エッセイ。作家はとにかくあきらめずに書くことという教訓。かんじんの小説のほうはまだ読んでいない。
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構築主義とは何か 販売元:勁草書房 |
わかったようなわからないような構築主義である。「時間が解決する」と私は先回書いたが、「時間が解決する」というのは、自分の中で物語を再構成している時間なのだなと思いいたった。そうして納得できる物語ができて心おだやかになれる。物語がこんがらかると、ひとりで再構成するのは難しい。
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