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2007年10月 8日 (月)

チベット

昨夜、NHKスペシャル「激流中国・チベット」 http://www.nhk.or.jp/special/onair/071007.html を観た。(10月9日の深夜1時から再放送)

チベットの首都ラサに中国本土からの鉄道「青海チベット鉄道」が2006年7月に開通した。それにともなって、チベットの変容ぶりをある漢民族の資本主義の代表のようなオーナーを持つホテルを舞台に描かれている。途中で怒りで気持の悪くなる内容だった。チベットに押し寄せる観光客、チベットで富を掴むためにビジネスを興す人々。番組の副題に「鉄道開通で聖地に富が」とあるが、その富は他所から来た企業家の金持ちのもとに集まるだけで、チベットの人たちは安いお金で働かされる。その上、文化や信仰まですべて金の亡者にたかられる。本当にお金のためにチベットが壊れようが中国政府は構わないのだろう。チベットの聖地としての力は観光資源として吸いつくされる。

それを予測して鉄道開通反対の運動は起こっていたようだ。俳優のリチャード・ギアも反対声明を中国政府に出したらしい。  http://blog.goo.ne.jp/chishu75/e/3db0b1aa9847be29a1dd525246cbd65f

先進国がさんざん自然破壊をしておいて、他国のことに口を出すことをおかしいと言う人もいるかもしれないが、チベットが踏み荒らされることには私も胸が痛くなった。

たしかに放送されたように、白い山々を望みながらチベット高原を走る列車は乗ってみたくなる。しかし、この番組を観たら恥ずかしくてチベットには行けなくなった。ダライ・ラマ14世は今のチベットをどんな思いで見ているのだろうか。中国政府は、ダライ・ラマ15世をどこかで教育しているなどという記事もでた。北京オリンピックもあるので、チベットの観光客はますます増えるらしい。もちろん日本人も多い。日本人、欧米人が骨董を買いまくるだろう。なんとかしたい。

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