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2008年1月16日 (水)

熊が森を守る

 去年の熊の捕獲数が減ったとテレビのニュースでやっていた。去年の秋はドングリが豊作で、熊が里に下りてくる数が少なかったのではと解説していた。

 それを観ていた夫が「今まで捕獲し過ぎたのではないか」と言う。「でも、ほら捕獲しても麻酔銃でしょ。山に帰してあげているいるよ」と、ニュースの映像は熊を山に置いてくるところだった。「いや、けっこう殺しているよ」

 夫は「熊がいなくなったら、東北の山はおしまいだ」と言う。北東北にはイノシシはいないので、山で人間が恐いのは熊だけだ。その熊がいなくなったら、茸も山菜も取り放題で山に入って行くし、山は荒れるよということらしい。

 山の家は、まわりに熊がうろうろしている。庭にうんこをしていく熊もいる。それでもちゃんと気をつければ出会うことはない。遠くでは見かけるけれど。確かに歩くときに怖いこともある。ただの散歩なのに声を出して歩くとか、「私は今お散歩中だよ」と森の熊に合図しなくてはいけない。どっかで熊は見ているのかもしれない。

 熊がいなければ山が荒れる。「もののけ姫」を思い出した。熊は山の最後の守り神なのだ。私たちがいない山の家の庭ではかもしかが遊んでいるそうだ。

   米を食う熊のせつなさ雲になる

 ずいぶん前の句だが、熊が田んぼの米を食いに来たと話を聞いて作った句。どんぐりが不作なのは山奥で木を切っているからだ。山の家の奥の山も切られるだけ切った。けっこうやりたい放題だ。しかし、それで食べている人が村には多い。ドングリが不作ではなく、ブナや楢の木がなくなってきているといったほうがいいのかもしれない。

  http://www.geocities.jp/biodiversitynetniigata/topics/kuma-gensyou.htm

  http://scienceportal.jp/news/daily/0704/0704241.html

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